1分でわかるEUDR
欧州は、森林を犠牲にした製品をもう受け入れません。
そのため、カカオ、コーヒー、パーム油、大豆、ゴム、牛、木材をEUで販売する場合は、どこで生産されたかを示す必要があります。さらに、その土地で2020年12月31日以降に森林破壊がなかったことを証明しなければなりません。
大企業・中企業は2026年12月30日から、小企業・零細企業は2027年6月30日から適用されます。
証明は地図から始まります
商品を生産したすべての農園の位置を特定する必要があります。地図上のポイント、または圃場の輪郭です。
これらの位置情報は1つのファイル(GeoJSON)にまとめます。このファイルをデューデリジェンス・ステートメントとともにEU情報システムにアップロードします。ファイルがルールに違反していると、システムは受け付けません。
4ヘクタールルール
- 4ヘクタール以下:ポイント1つで足ります。例:2.5 haのカカオ農園なら座標1組です。
- 4ヘクタール超:圃場を描く必要があります。境界線に沿ったポリゴンです。
4ヘクタールはサッカー場約6面分です。
よく見かける5つの落とし穴
1. 緯度と経度の入れ違い。GeoJSONでは経度が先です。入れ違えると、コートジボワールの農園が海の上に表示されます。上の地図ですぐにわかります。
2. 小数点以下の桁数不足。規則では6桁が求められます。6桁は11センチメートル、4桁は11メートルに相当し、隣の圃場を指している可能性があります。
3. 「Area」を文字列で記述。"Area": 3は3ヘクタールとして読み込まれます。引用符付きの"Area": "3"は0として読み込まれます。
4. 大文字の使用。システムはProductionPlaceを読み込みますが、productionplaceは却下します。同じ単語でも、大文字1つの違いです。
5. 穴のある圃場。池や家屋を囲むように描いた区画はドーナツ型になります。システムはドーナツ型を却下します。代わりに2つに分けて描いてください。
このチェッカーが確認する項目
- ファイルが正しいGeoJSONで、25 MB未満であること。
- 各区画がPoint、MultiPoint、Polygon、MultiPolygonのいずれかであること。ラインは受け付けられません。
- 座標が有効範囲内で、経度が先、小数点以下6桁であること。
- 各ポリゴンが4点以上で構成され、閉じており、穴がなく、自己交差していないこと。
- 小数点以下6桁に切り捨てた際に重複するポイントがないこと。
- 4ヘクタール超と申告されたポイントを警告します。ポリゴンで示すべきです。
- プロパティ名の綴りが正確であること:
ProducerName、ProducerCountry、ProductionPlace、Area。
確認しない項目
森林が現存しているかどうか。これには区画ごとの衛星画像と森林破壊アラートが必要です。Apolloでは、各区画をGlobal Forest Watchなどの情報源と照合し、すべてのアラートを担当者が確認しています。アラート検証の方法を見る。
ここで読み込めるのはGeoJSONのみです。Shapefile、KML、Excelのリストは、無料のmapshaper.orgやQGISなどで事前に変換してください。
よくあるご質問
区画をポイントではなくポリゴンで示す必要があるのはどのような場合ですか?
4ヘクタールを超える場合です。4ヘクタール以下の区画は1つのポイントで示すことができます。それより大きい区画は、境界線に沿ったポリゴンで描く必要があります。例外は牛で、農場はポイントで示します。
EUDRの座標には小数点以下何桁が必要ですか?
規則が求めるとおり、小数点以下6桁以上です。6桁は地上で約11センチメートル、4桁は約11メートルに相当します。EUシステムは6桁までを保持し、それ以降は切り捨てます。
GeoJSONファイルでは、どちらの座標を先に書きますか?
経度、次に緯度の順です。地図やスマートフォンでは緯度が先に表示されるため、多くの方が緯度を先に書いてしまいます。GeoJSONではその逆になります。
EU情報システムのファイルサイズ上限はいくつですか?
デューデリジェンス・ステートメント1件につき25 MBで、一緒にアップロードするすべてのGeoJSONファイルの合計です。直線の辺は2点で描き、小さな区画はポイントで示すことで、ファイルを小さく保てます。
ファイルはApollo Negoceに送信されますか?
いいえ。ファイルはお使いのブラウザ上で読み込まれます。アップロードや保存は一切行いません。地図タイルのみOpenStreetMapから取得しています。
このツールで森林破壊の有無を確認できますか?
いいえ。このツールが確認するのは、ファイルがEUシステムに受理されるかどうかです。区画で2020年12月31日以降に森林破壊がなかったことの確認には衛星データが必要です。Apolloではお客様向けにこの確認を行っています。
出典
2026年10月29日時点のルールを確認済みです。変更があった場合は、欧州委員会の公式文書が基準となります。